シビックの思い出

morio01012010-11-15

ホンダのかつての主力車種シビックの国内向け生産、販売が近々打ち切られると報じられた*1。日本産FF車の代表格として70年代後半から90年代前半くらいまでコンスタントに売れ続け、一時代を築いた名シリーズである。
20年来のつきあいとなる今の愛車の一つ前がシビックだった。通称ワンダーシビック、シリーズ3代目に当たる。CMに使われたルイ・アームストロングの渋い歌声は今でも強く記憶に残っている。ワンダーシビックの発売された翌年に社会人となり、その秋に投入されたDOHC搭載のスポーツモデルSiを手に入れたのだった。今でも人気の高いAE86*2の最大のライバルと目された車種である。
もっともこのシビックで無茶な走りをしたわけではなく、ファッションとして高性能な車に乗って楽しんでいただけだった。軽量コンパクトなボディに強心臓エンジンを搭載したこの車はとても使いやすく、日常の足として大活躍してくれた。真っ白なシビックに乗っている間につれあいと一緒になるなどもし、懐かしい思い出がたくさんある。
そうか、なくなるのか。ミニやビートルやチンクエチェントのように、オリジナルモデルを現代風にアレンジして、いつかまた登場させてくれるといいのに。

ワンダーシビックと同時代のこれもナンバ車として爆発的に売れていたなぁ。CMも印象的。