年中行事の紅葉詣で
北千里の三色彩道のトウカエデもそろそろいい塩梅に色づいているだろう。そう思って、tikitを走らせてきた。あいにくどんよりとした空模様で、日の光も届かない。色づきはまずまずだけれど、輝くような葉色にならなかったのは残念なことである。
紅葉を見て秋になったなぁなどと感じるのは、凡庸以外のなにものでもない。しかし、繰り返す歳事に大過なく接することのできる幸いには、静かに感謝すべきであろう。もともとは月末まで戻る予定ではなかったのだ。もしかすると、今年はこの美しいトウカエデを見ることができなかったかもしれない。それを思えば、急に大阪に呼び戻されたのも、悪いことばかりではない。
前日から謎めいた予告をしていたiTunesの隠し球はビートルズだった。ああ、そう、で終わった……*1。
