大きな本屋と露出計

morio01012011-01-03

正月三日目は梅田にでかける。ちょっと特殊サイズの電球の買い置きが切れてしまったので、大きな家電量販店まで行かなければならない。
いつものYDBSカメラで無事に電球を落手した後は、梅田の界隈をうろつくことにする。まずは大阪駅下の八百富である。愛用しているセコニックの露出計*1の重みに耐えられなくて、もう少し軽いものがほしくなったのだ。当初は写真仲間が多く使っているゴッセン・デジシックス*2をと目論んでいたところ、セコニックの最軽量モデルであるツインメイト*3が大幅値引き*4で売り出されているではないか。中年親父にはデジタルよりアナログがお似合いだよなと独りごちながら、これを選ぶ。針穴女王*5が買っていたVelbonのキューブという軽量三脚が良さそうなので、これも一緒に手に入れた。マグネシウム+アルミという素材にウットリする。うっかり別のものに目が眩みながら、次は阪急村の方面へ。
先月末にオープンしたばかりの茶屋町ジュンク堂書店は、新宿店や池袋店を凌駕するフロア面積を誇っている。無駄に本屋に行きたがる性分ゆえ、さっそくここにも立ち寄ってきた。安藤忠雄の手になる一風変わった外観を持つビルの地下1階から地上7階までがジュンク堂だ。
店内に入ると、会計を待つ長蛇の列がまず目に飛び込んできた。買い物客はすべて1階のレジで集約するため、ここが混み合うのはしかたがないだろう。ダンジョンを駆け巡る勇者のように各フロアを探索する。どこも多くの人で賑わっていた。残念ながら自分の仕事に関わる領域の書籍の品揃えはさほどではなかった。これなら新宿店の方が充実している。いや、同じ大阪の堂島店にも劣っている。それから試し読み用の椅子と机がほとんどないのも、残念なところである。堂島店では窓際にずらりと並べられていて、その形がもはや当たり前のように思っていたのに*6。今日は偵察だけにして、何も買わずに店を後にする。
駅下の中古カメラ屋でもう一回くらくらしてから、電車の人になった。正月終了。