淀川ポタと赤川鉄橋の床

明るすぎる日差しで目覚める。時計の針は、いや、やめておこう。とにかく昼だ。
手早くうどんでお腹を満たす。そしてtikitであてどなく走り回ることにする。使うかどうかはわからないけれど、バッグには針穴カメラと三脚を入れる。あとはTC-1とiPhone
三日前は多摩川を走っていて、今日は淀川を当たり前のように走っている。我がことながら不思議な心持ちがする。淀川は悪名高き車止めがあるものの、河川敷の道自体は広々としていて、多摩川よりも走りやすい。土手の上の道は同じような感じ。以前は未舗装だったところが舗装されていたりして、少し浦島太郎の気分を味わう。
せっかく梅田まで来たのだからと、茶屋町ジュンク堂書店に立ち寄る。本屋に入ると、ついつい荷物を増やしてしまうことになる。しかし、今日は運べないのだよと自分に言い聞かせて、ポラロイドの写真集*1を一冊だけものす。
赤く染まる赤川鉄橋を渡って帰ろうと思い、夕焼け時を待って、移動する。ところが、この鉄橋の人道橋の部分の床が鉄板に改装されているではないか。あの趣深くもちょっと危ない木製の床が跡形もなくなくなっている。嗚呼。いずれなくなることが決まっている橋ではあるけれど、もはや渡る楽しみが決定的に損なわれてしまっている。結局ここで振り回すはずだった針穴カメラを取り出すこともなく、しょんぼりとした気分で帰ってきたのだった。
山田洋次小津安二郎の「東京物語」をリメークするらしい。なんだかなぁと思ったところ、なんと原節子のやった役を蒼井優が演じるという。見たくないけど見たいという難しいところで揺れる。
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