届け物の日

morio01012008-04-24

朝から立て続けに宅配便が届く。
まずはbk1から本がやってくる。『東京アートガイド』(美術出版社)、斎藤美奈子本の本―書評集1994‐2007』(筑摩書房)、『日本語の歴史 別巻』(平凡社ライブラリー)、『ちがいがわかる 類語使い分け辞典』(小学館)、山本勉『続仏像のひみつ』(朝日出版社)、『試験によくでる『あさきゆめみし』~受験必勝! 名作マンガで『源氏物語』徹底読解~』(講談社)。
山本の仏像本はもともと東京国立博物館で開催された「親と子のギャラリー 仏像のひみつ」という展示をまとめたもので、平易ながら的確に勘所を押さえた内容になっていた。ここに書かれている内容を頭に入れて仏像を見れば、どれだけ実物を楽しめることか。「伝説の仏像本」というキャッチフレーズは決して誇大広告ではない。今日届いたのはその続編である。仏像の衣装、光る眼、像の色などの「ひみつ」を解き明かしてくれる。楽しい。『東京アートガイド』は「美術手帖」の別冊で、美術館、ギャラリーから関連施設まで網羅的に紹介する。写真や地図がふんだんに使われており、わかりやすく至便である。
届いた本をぱらぱらと眺めていると、次の宅配便が来た。リコーのGR DIGITAL IIである。急いで封を切っていじり始める。銀塩の名機の後継者は果たしていかなるものか、もはや仕事どころの気分ではなくなっていたのであるが、ひとまずぐっとこらえて出勤する*1
午後から三つばかりプレゼンテーションのような仕事をこなし、急いで帰宅する。郵便受けに不在配達票があったので、すぐさま連絡を入れた。ほどなく配達される。昨秋公開された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版 序」のDVDである。映画公開時はエヴァンゲリオンそのものにまったく興味も関心もなかったのであるが、今は違う*2。さっさと晩ご飯*3をすまし、娘との定時スカイプ通話を終えたら、あとはエヴァの世界にどっぷりである。通常版と字幕版を続けて観る。見てしまう。思ったほど画質はよくなかったけれど、映画自体は堪能できた。全編が完結したらブルーレイでまとめたものがきっと出るのだろう。ま、いいさ、その時はまた踊ってやる。

*1:当たり前です

*2:何を力入れて語っているのだか

*3:アスパラガスとトマトのペペロンチーノ、豆腐、納豆。やや手抜き気味な自炊