微妙なところで納得する

The Polaroid Book: Selections From The Polaroid Collections Of Photography (Taschen's 25th Anniversary Special Editions)昨日、紀伊国屋書店でTASCHEN社の25周年記念版として刊行されている『The Polaroid Book: Selections From The Polaroid Collections Of Photography (Taschen's 25th Anniversary Special Editions)』を見つけた。2005年に出た『The Polaroid Book』との違いが気になったのだが、シュリンクラップのパッキングのせいで中を確認することができない。05年版はとてもよい写真集だったから、だぶったら東京と大阪に一冊ずつ置けばいいやと開き直って、清水の舞台から飛び降りる*1
帰宅後にネットで調べてみると、記念版は50ページほど少なくなっており、どうやら再編集の手が入っているようである。嬉しいような嬉しくないような微妙な感じがする。この夏でポラロイド社が自社の名の由来となったフィルムの生産を全面的に停止する。ポラロイド社が保有するコレクションから選ばれた写真が収められるこの書の存在価値は高い。ただし前のを持っている人は買わなくてもよいと思います(嗚呼)。
GAME巷で話題沸騰中らしい女性グループの新作*2がツタヤに並んでいたので借りてきた。さっそく聴いてみたものの、私のストライクゾーンからボール三つ分くらい外れていることを知る*3。テクノまたはミニマルを思わせるリズムや編曲、さらにそれを聴きやすく乗りやすくアレンジしているところなどはうまいと思わされるのであるが、最前面に出てくる彼女達の声がちょっと……。もともと硬質,平板でプラスチッキーな声質*4が大の苦手なのだ。曲調には合っているとは思うんだけどね。ビジュアルではジャケット写真の中央にいるショートカットの人がよさげである。あとの二人は女性性が強すぎて少々苦手。今後は静かに見守らせていただきます。
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闇に浮かぶ枯れ気味な躑躅 / The Polaroid Bookの表紙

*1:たいそうに書いてますが、1900円です

*2:perfumeGAME

*3:ファンの方々、ごめんなさい

*4:ヘリウムガスを吸った声みたい