バリウムとカレーで腹を満たす

morio01012009-10-01

年に一度の健康診断の日である。
前日の10時以降、何も口にしていないので、腹ぺこ状態で検診を受ける。その空きっ腹を満たすのが毒々しいバリウムである。毎年のことながら、これだけは慣れることができない。途中で咽せてリバースしそうになりながら、なんとか飲み下す。コップの底に一口分くらい残して捨てようとしたら、めざとい看護士から「全部飲んでくださいね」とダメ出しを喰らう。嗚呼。もう気持ち悪くてたまらない。午後からプレゼンのようなものが二つあったけれど、ずっとお腹が張った感じで、違和感いっぱいのまま、どうにかこなした。
晩ご飯の時間になって、ようやく何かを食べようかという気分になる。ただ作るという選択肢は思い浮かばない。それで、以前@nak家のブログ*1で知り、食べたいと思っていたカレーうどんを目指すことにした*2駒沢大学前駅までtikitを走らせる。
もっちりとした麺ととろみのつよいカレー出汁がおいしゅうございました。チーズのとろけ具合もよろし。バリウムよ、さようなら。カレーでお腹の中を掃除した気分である。また行きたいと思う。
帰り道に近所の書店によって、京都の仏像を特集する「一個人」という変な名前の雑誌と、よしながふみ『大奥』の最新刊を購う。「一個人」の内容はさほど目新しいものではないけれど、この秋の秘仏ご開帳スケジュールが載っているので、そこだけはうまく活用したい。『大奥』は明日の新幹線の友。