ボロ市にでかけてみる

村野藤吾建築案内秋から火曜日火曜日と呟き続けてきたけれど、年内はあと2回と相成った。ゴールが見えると、少し元気が出てくる。
夕方というか、夜までプレゼンのようなものをこなして、帰宅する。今日明日の二日間はボロ市*1が開催されているので、冷やかしに出かけてみる。とても胡散臭そうな仏像があって、くらくらしてしまった。それにしても人が多すぎてくたびれる。みんな、何を探しにここまで来ているのだろう。言っては何だが、わざわざ行くほどのたいしたものは(以下自粛)。
昨日bk1から届いた本の中に『村野藤吾建築案内』(TOTO出版)があった。「本書ほど包括的に村野作品をとりあげたものはない」と帯にある。ふんだんに写真を載せ、解説文も読み応えのあるボリュームで記されている。あらゆる方面に建築物を残しており、同業他社のあんなのやこんなのも村野の手になるものであることを知る。またすでになくなってしまったもの たとえば大阪心斎橋そごう なども掲載されていて、資料的な価値も高い。 
都築響一の『珍世界紀行 ヨーロッパ編』(ちくま文庫)はエログロ満載で奇々怪々である。彼我では倫理観とか境界線が違うのだなと感じ入る。