2006-01-01から1年間の記事一覧

松子やらベームやら

今日はネタが多い。村治のコンサートに行く前に、新宿のタワーレコードで「嫌われ松子の一生」のDVDを買う。今年見た邦画の中でも三本指に入るお気に入りである。当然、豪華愛蔵版を求めた。が、これがでかい。昔のLP3枚組くらいの大きさ厚さである。加えて…

ブラボー!

はぅ〜ん*1である。東京オペラシティコンサートホールで村治佳織のギターを聴いてきた。まずホール内外の威容に圧倒される。大阪にはこんなすごいホールはない。文化の東京集中をしみじみと感じた。村治のギターのファンになってからもう10年ほどになるが、…

させていただきます

駅の発車の際のアナウンスは、「ドアが閉まります」ではなかったのか。それがいつからか「ドアを閉めます」になった。鉄道会社側の都合による発言のような響きがして不愉快である。そして今日はついに「ドアを閉めさせていただきます」(代々木上原@小田急…

くたびれているのか

いや、きっと自らの怠惰のなせる業であろう。防げるはずのケアレスミスで自己嫌悪に陥る。恥ずかしいやら、情けないやら。もっとも立ち直る(開き直りか?)のも早いのだけれど。職場からの帰り道、誰もいないと思ってiPodに合わせて歌っていたら*1、急に人…

オンライン版『日国』

言わずと知れた日本最大の国語辞典『日本国語大辞典』(小学館)。全13巻と別巻を揃えると、場所は取るわ、懐は寒くなるわで大変な国語辞典なのであるが、最も頼りになる存在であるのは間違いない*1。以前から電子化されないかとひそかに期待していたのが、…

冬眠前の熊か

汗ばむほどなんですけど。なんか変だ。 読まずに積み上げた本の山をさらに高くするように、bk1から新しい本が届く。 朝日新聞のコラム欄で親しく名前を見ていた島崎今日子の新刊『この国で女であるということ』を、食後、風呂上がりに一気に読み切る。自分の…

今日の「のだめ」

「悪いな峰。トリはオレ様なんだよ」(千秋) 「さぁ、楽しい音楽の時間です」(ミルヒ) 「ピアノ、弾かなくちゃ」(のだめ) 原作の名台詞、連発。なんちゅうか、もう涙腺がゆるゆるになってるんですけど。

富士山が見えた

朝、始業前にコピー機のある上階の部屋に向かっていると、窓から雪を頂く大きな山が見えた。まさかと思ったが、紛れもなく富士山である。富士山が東京から見えるという話は聞いたり読んだりして知ってはいたが、自分の目で見るのはこれが初めてである。あま…

きょうのできごと

午前中に激しい雨が降る。その音で目が覚めた。また猫が布団の中に入ってグーグー寝ていた。温かくて幸せな気分になった。単純である。昼前から三人で買い物に出かける。北新地の「山頭火」で昼食を取った後、梅田のジュンク堂書店*1やタワーレコード*2であ…

だらけている?

午後から本業絡みの会議というか集会というか、そのようなものに出席するつもり*1だったが、起きた時間がお話にならないほど遅くて試合が始まる前に試合終了である。ふと横を見ると、猫*2が一緒にグーグー寝ている。もうどうでもいいやという気分になり、二…

パビリオン山椒魚

とても綺麗な富士山を眺めながら帰阪する。到着したその足で梅田に出て、「パビリオン山椒魚*1」(@テアトル梅田)を観た。 開始10分で、これは自分には合わないと思った。映画の善し悪しということではない。何をしようとしているのか、何をしているのか、…

森山大道とホルガ

bk1から三冊届く。一番の楽しみは森山大道がホルガ(ポラロイド)を使って恵比寿・荻窪・池袋を撮影した『t-82』(パワーショベル)である。解像度の低さ、ポラロイドのざらつきなど、初期の「森山節」と相通ずる撮影機材の特質を活かしたスナップが居並ぶ。…

「のだめ」の曲

今週の「のだめカンタービレ」4回目は、これまでの中で最もよくできた話であった。「こたつ」ネタ*1や「プリごろ太 宇宙の大冒険」*2などといった原作の印象的なエピソードをうまく盛り込み、のだめや千秋たちにとって大きな転機となるSオケの演奏が大成功…

記念式典

所属する部署の設立記念式典があった。今年はキリのいい年に当たるのでかなり大がかりな催しとなる。通常業務はすべて休みである。同業他社から招いた高名な人の講演はパス:-P、その後のパーティーだけ出席してきた。食べ過ぎ飲み過ぎで腹一杯(笑)。

秋の空を愛でる

吹きぬける秋風の吹きぬけるままに 山頭火

今日の「のだめ」

Sオケのベートーベン7番のシーンで、のだめと一緒に目頭を熱くしているのは変でしょうか?

新聞を読むキムタク

木村拓哉が新創刊のタブロイド紙「SANKEI EXPRESS*1」のCMに出演している。この新聞の売りだとか内容だとかには特に興味はないが、木村のCMで一つだけものすごく気になることがある。それはかの君の新聞を読むスピードである。彼は「できる男」を気取ってい…

連休最終日

今日は娘とドライブである。つれあいは一人で羽を伸ばしに行ってしまった。喜ぶべきか悲しむべきか。買い物やおやつ休憩などをしながらうろうろしていると、あっという間に夕方になった。 夜、東京に向かうため新大阪駅に行く。いつもより人が多くて、列車に…

ポール・モーリアの訃報

好んで聴いていたわけではないが、なんとなく耳に残っているメロディーがたくさんあって、しばし感慨に耽る。タラララララ〜ン、とか。 http://www.asahi.com/obituaries/update/1104/003.html

消えた阪急百貨店

梅田に出てあてどなく散策をする。空気を吸うのが目的となった。危険な地帯*1もそれなりに巡る。連休二日目の梅田は買い物客などで賑わっていた。 建て替え中の阪急百貨店の古いビルがすっかり姿を消していた。昭和初期の名建築*2が失われてしまったことを目…

文化的生活?

せっかく晴れているし、近くの万博公園に針穴写真でも撮りにいこうかと思ったものの、なんだか今ひとつ気乗りがせず、結局家でのろのろしているうちに時間が過ぎ去ってしまう。ニコン・ミニで撮ったフィルムを一本スキャンする。森山大道『昼の学校 夜の学校…

謎の着信

目覚めると、携帯の着信ランプが点滅していた。留守録のメッセージを聞くと、これが不思議な内容であった。 このことは君と私だけの秘密にしておくから、安心して家に帰っておいで。 なんなんだ、これは。もちろん心当たりはない。あるはずない。声の主は中…

心は穏やかではない

昨日今日と二日続けて、顧客の「仕事ぶり」についての話を集中的に聴いた。「やったこと」を報告するようにと口を酸っぱくして言い続けてきたのに、「やっています」とか「やる予定です」なんて生温いことを言う輩が続出するので、頭の中で何かがピキピキと…

笑点vs新喜劇

以前から気になっていたことを顧客に尋ねてみた。 関東人は本当に「笑点」をおもしろいと思っているのか。 土曜日のお昼は何も考えずに「吉本新喜劇*1」にチャンネルを合わせる関西人*2にとって、ああいうノリと掛け合いが空気のように思える関西人にとって…

ひよこどんぶりを捕獲

こぐさんの日記で知った「チキンラーメン」のどんぶりセット*1を、近所のスーパーで見つけたのですかさず捕獲した。以前のひよこ土鍋とひよこマグカップも愛用中で、今度のひよこどんぶり*2もたいへんありがたい。なんたってどんぶりを持っていないのだもの…

県庁の星

高慢ちきなエリート県庁職員の挫折と復活を描く。織田裕二にはぴったりの役柄だろう。エリートに意識改革を迫るパート職員を演じる柴咲コウも違和感なし*1。予定調和的で意外性はないが、それなりに楽しめた。もっとも映画でなく、テレビドラマで十分ではな…

虹の女神

岩井俊二がプロデュースすると、誰が監督*1をしてもあの独特の空気感*2に包まれているように見える。もちろんいい意味で。映像の世界を職業としようとする若者の物語である。哀しい結末が冒頭で示されているため、時間を遡ったところから辿り直される物語は…

フィギュアスケート

テレビをつけたらちょうど安藤美姫が滑るところだった。昨シーズンより表情が明るくなり印象がよい。そして浅田真央はさらにすごくなっている。はぁ〜。

カボチャだらけ

それにしてもこのカボチャの氾濫ぶりは何なのだろう。世田谷の方の職場の最寄り駅を降りると、そこから続く商店街はオレンジ一色である。風景が昔ながらの商店街だけに、ハロウィーンというより大カボチャ祭りである。会議を終えて映画を観ようと多摩センタ…

今日の自炊くん

高橋みどりの『伝言レシピ』で以前から気になっていたものの、一手間が面倒で作っていなかった「焼き里芋ごはん」に挑戦してみた。挑戦といっても、この本の趣旨は簡単第一であるから複雑なところはまったくない。スーパーで売っている里芋は量が多すぎたの…