心思

我慢しきれず雪豹を招き入れる

新しいOSをインストールする時には必ず全体のバックアップを取ってから作業に取りかかっていたのだけれど、今度の10.6はなんとなくそのままやってしまった。しかもクリーンインストールではなく、上書きで。 ひとまず何の問題もなく、するすると動いているの…

弱腰

こんな記事を読むと、はりきっていた気持ちも急激に萎える。 アップル、「MacBook」を改良中か 明日はとりあえず新しいOSだけ買ってこようかと思っている。弱腰。

新しいマックで思い悩む

アップルがMac OS X 10.6、通称Snow Leopardを今週末の28日に発売するとアナウンスした*1。もう落ち着かない気分になっている。6月に新しいMacBookProシリーズ*2が発表になった時、勢いで倒れ込みそうになりながらも、「もうすぐ雪豹が来るから、それまで…

あの子は理解不能

今期の芥川賞受賞作品の掲載されている「文藝春秋」を買ってきた。受賞作を読むのも楽しみだが、それ以上に選考委員による選評がおもしろおかしくてやめられない。なにしろかつて芥川賞を受賞した人たちが、自らの文学観を賭けて、新進作家の作品と対峙して…

天神さん

実家からの帰り、大阪天満宮に寄ってきた。今日、明日は天神祭*1である。東京に勤めるようになってからは初めてである。それ以前は自転車を走らせてよく見物に行っていた。 天神橋筋商店街を練り歩いた各町の御輿が、次々と天満宮にやってくる。地域への愛着…

散歩のネタを得る

「散歩の達人」の最新号は漫画やその作者に縁のある土地を散歩するという特集を組む。「東京人」に比べて、ほとんど買うことのない「散歩の達人」であるが、この号はたいそうおもしろそうである。 巻頭の「サザエさんのリアル世田谷生活って?」に始まり、「…

耳の痛い言葉

相変わらずデッドライン越えの仕事を抱えている週末。椅子に座り続けるのは苦痛ではないものの、集中力が持続するのには限界がある。時々息抜きで昨日届いた「monkey business」掲載の村上春樹のインタビューを読んでいると、こんなことを言っている。 とに…

爺の余生を考える

私のではない。たぶん残りの方が少ないとは思うけれど、まだしばらくは考えない。 iPhone3Gのことである。もはやカメラ付き電子辞書兼音楽再生機になってしまった初号機をどうするか。少し前にGPSロガー*1のことが近しいところで話題になっていて、行動の記…

あなたの仕事は何ですか

東京都議選が始まった。もちろん大阪府民@世田谷な私には無関係である。ただ大きな声は嫌でも聞こえてくる。 三軒茶屋駅のあたりを歩いていると、与党の誰かが声高に演説している。ちょっと聞いてみると、野党の悪口しか言っていない。それって何なの? 他…

散佚はこうして

趣味性の高い書籍や雑貨を置いている京都の恵文社一乗寺店*1。昨年の5月、瀬野里美さんの針穴写真展*2で初めて訪れて、近所にこんな店がほしいと思わされたところである。 その店のサイトを時々眺めている。そして今、とても興味深い資料が売り出されている…

成長する機械

iPhone*1の新しいOSがリリースされた。昨夜半、宵っ張りであるのをいいことに、解禁と同時にアップデートした。少し時間がかかったものの、さしたる問題もなく3.0*2がわが愛機*3にインストールされた。 「コピー&ペースト」や「MMS」「Spotlight検索」など…

仏壇その他

実家に父の仏壇が届いた。初めてこういうものをまじまじと見た。ちっちゃいけどちゃんと阿弥陀仏もいる、観音と勢至はいないのね、代わりに阿修羅を置くとやっぱりまずいのだろうなどと、どうでもいいことを思いながら、ピカピカの黒塗りの箱を眺めたのであ…

君には物語があるのか

チキンラーメン*1が好きで、たまに食べている。カップヌードル*2も独特のケミカルな感じがよくて、これまたたまに食べている。前者は1958年、後者は1971年に発売されたという。これ以降、星の数ほどのインスタントラーメンやカップ麺が発売されてきたのにも…

晴耕雨読もどき

雨の日は尻が落ち着いて煩悩が消える。おかげで、月末の関門に向けて、荷物を大きく転がすことができた。私なりの晴耕雨読かも。

すんなりいかない?

弔事関連の片付けに目処がついたので、そろそろ東京にと思い、職場に連絡を入れた。ひとつ気になることがあり、尋ねてみた。 大阪から東京に戻って、すんなり復帰してもいいのか? 拙宅は今回の国内感染騒動の発端となった地域にほど近い。街に出ると、マス…

お見送り

父が逝った。 五月の舟にはキヨシローも三木たかしもいるから、きっと退屈しない。ロックな津軽海峡冬景色をやってもらえ!

ニュースで納得する

みうらじゅんにもbirdにも好意的な感情を持っているけれど、この二人の組み合わせには違和感を覚えた。でもbirdの顔が仏像系であることを思えば納得せざるを得な、い?*1 *1:http://www.sanspo.com/geino/news/090508/gnb0905080506000-n1.htm

連休明けに思う

連休終了。心を大阪に残したまま、東京へ舞い戻る。 9時台ののぞみは昨日までの「乗車率120%」とうってかわって空席が目立つ。疲労感の滲んだ空気が車内を支配する。ニュースでは例の千円乗り放題の効果で高速道路の通行量がどこもかしこも軒並み大幅増にな…

まさかの出来事

職場での主業務のひとつであるプレゼンのようなものをする時は、Keynoteで作成した資料類を画像で書き出し、それをiPod nanoに収めてスクリーンに投影している。少し前までは大きなノートタイプのパソコンを持ち運ぶしかなかったわけであるから、ずいぶんと…

通信最大手販売店に潜入

朝の早い時間の新幹線で大阪に戻る。出発前に娘から火急の用件で連絡がある。取るものも取りあえず、大急ぎで家を飛び出す。品川で事なきを得たのを知り、あとはのんびりと大阪までのぞみに揺られた。 昼ご飯を済ませてから、家族三人で娘の初携帯電話購入に…

苦々しさとちょっとの嬉

売り切れになった阿修羅フィギュアを某Yオクで検索したらすごいことになっている。ちなみにもとの値段は2980円である。高く売りつけたい人とどうしてもほしい人が集うと、こういうことになってしまうのだなぁ。 阿修羅はいくら?@某Yオク 「もう絶版」な…

逐一報告の記

1 「おくりびと*1」を観た。レンタルで。 2 白い犬の店からほど近いツタヤで、菊池成孔・南博の「花と水」を手に入れた。さっそく聴いている。サックスとピアノ、それに弦楽隊の奏でるアコースティックな響きが心地よい。 3 iPhoneのパケット代金上限が毎…

君のことばはちょっとおかしい

昨日捕獲してきた黒くて小さい奴*1の得意技は「話す」ことらしい。再生中にボタンを操作すると、曲名やアーティスト名をいろいろな言語(14カ国語)で話してくれるのだという。日本人の歌い手でやらせてみた。 まずは椎名林檎。ちゃんと読んだ。次は安藤裕子…

いてB

占い予言ご託宣の類をまったく信用していない。たとえ「不信心な奴め」と罵られようとも、その思いは変わらない。 土曜日の朝、出勤前になんとなくつけていたテレビ番組で血液型占いというのが流れていて、「本日のB型は最悪だ」などと言う。「へえへえ、そ…

イスラエルの村上春樹

朝日新聞 http://www.asahi.com/culture/update/0216/TKY200902160022.html 毎日新聞 http://mainichi.jp/select/world/mideast/news/20090216k0000e030029000c.html 産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/090216/acd0902161022003-n1.htm ス…

中途半端に復活

承前。 前環境が崩壊した私のMacBook、バックアップファイルの残骸から手動で必要なものを拾い出す作業をし、8割くらいは元に戻せた。 しかし、永遠に失われてしまったものもある。たとえば写真。さようなら、ベネチアの思い出。さようなら、島根のおじさま…

松陰神社前のカレー屋のこと

ちょうど1年前の出来事。雪が積もっていた。そしてマシバシイネツルカモのカレーを初めて食べた。 2008年2月3日日記 http://d.hatena.ne.jp/morio0101/20080203 ということなので、今日もでかけてきた。この一年で何度通ったのか、もはやまったくわからない…

気がつけば世田谷1周年

過ぎていた。去年の1月31日に鶴川から今のところへ引っ越してきたのだった。 2008年1月31日日記 http://d.hatena.ne.jp/morio0101/20080131 この日の記事に出てくる一心@ラーメンや吉葉@カレーでは「いつもありがとうございます」と言ってもらえるくら…

初物尽くし

所属部署に関係する顧客のうち、特に密なつきあいをしている人たちと、年度末の締めの宴を催行する。隣国から来ている顧客が来月半ばに帰国するので、その送別会も兼ねていた。こういう宴会は幹事役を引き受けてくれている顧客に任せきりにしているので、い…

復活の日曜日

渋井陽子と朝青龍の活躍に酔う*1。いい天気だったのに、どこにもでかけずじまいの1月最後の日曜日。 *1:便乗して出てきたATはウザイ