2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

そして大阪

東京でやらなければならない仕事はひとまず終了。大阪に戻る。8月中旬以降にツーリングに行くことを考えているので、ポケロケを持ち帰る。 どんよりとした空の下、新横浜駅まで走り慣れた鶴見川沿いを下っていく*1。さすがに平日である、ほとんど人がいない…

四字熟語と「すべきは」

いささか旧聞に属することになるが、先般、新大関が誕生した。広く知られるように、大関や横綱に昇進した力士は協会からの使者に対し口上を述べるのが習わしとなっている。あの口上はいったい誰が考えているのか。それぞれのケースで違いがあるはずなのに、…

IT浦島太郎

昨日の会議で、これからの作業に使うための小さなハードディスクを支給された。120GBのこれはUSBに接続するだけですぐに認識されるという。そこまではよい。しかしながら、ハードディスクといえば、Mac用とWindows用が画然としているもので、そのままではき…

きょうのできごと

布団を蹴っ飛ばして寝ていたせいか、朝から腹具合がいまいち……。動けないとか食べられないとか、そういうことではちっともないのででかける。お仕事。 午前中は職場に出向き、上半期末の後始末と午後からの会合の準備をする。手早く片づけた後、渋谷へ出る。…

鉄塔

鉄塔が好きでつい写真を撮ってしまったりすることも多い。寓居@町田のあたりにも無数の鉄塔があって、無駄にシャッターを押しまくっている。あとから見るとなんだかというのが多いのはご愛敬である。さっきbk1を見ていたら、こんな本が出ていた。東京鉄塔―A…

そういえば衝撃

先だって大阪に戻っていた時のこと、娘@中2とジュンク堂書店に行き、その近所のうどん屋で昼食をとったことは15日付の拙日記に書いた。食事がすみ、いつものようにレジで支払いをしようとしたところ、「お会計はご一緒でよろしいでしょうか?」と聞かれる…

2年ぶりの江ノ島

夕方から江ノ島に行ってきた。目的や理由は特になし。あえて言えば天気がいいから。時間が時間なので、自転車で行くことは諦めて、小田急に揺られて行くことにした。5時を大きく回った片瀬江ノ島駅は人気(ひとけ)があまりない。強烈なアンモニア臭を放つ…

はりたまのこと

これを夏空と呼ばずして何と言おうか! 布団を干しました。たぶん一ヶ月ぶりくらい。なんだか湿っぽくて自分でもそこに寝るのがそろそろ嫌になりかかっていたところで、命拾いをしたような気さえする。酷いね、我ながら。嬉々として敷き布団と掛け布団を外に…

町田でタイ

ベスさん*1と町田でお昼をご一緒する。彼女はこの春からとある技術職として横浜界隈でバリバリと活躍している。もともとは大阪某所での仕事絡みの知り合いであるが、それが東京*2でこうして再会することになるとはねぇ。 タイ料理*3に舌鼓を打ち、スタバでの…

脱力

犬をかかえたわが肌には毛が無い それはまぁそうだろう。 なんにもたべるものがない冬の茶店の客となる たまに「なんにもたべるものがないまずい店の客となる」ことがあるのだが、風流さにおいて歴然とした差がある。 蛙が手足を張り切て死んでゐる 嫌な死に…

境川に行く

この週末の天気予報も思わしくないものだったが、おやつ時くらいから空がかなり明るくなった。洗濯をし、外に干していると、薄日まで射し込んできた。明日の天気もどうなるかわからないので、時間は少々遅いけれど、自転車で散策することにする。 ずっと行く…

会議は踊る

トレッキングをピクニックと勘違いして、雪に覆われた2000m級の高峰を「散策」する羽目になった直木賞作家。その勘違いっぷりが愉快で『あしたはアルプスを歩こう』(講談社文庫)を小田急の中でするすると読み切る。薄いから楽。角田光代の書く甘ったるい小…

選挙

もうすぐ選挙がある。私の「絶対に投票しない候補者」の条件。 選挙カーに乗って名前を連呼する*1。 駅前で「行ってらっしゃい」「お帰りなさい」を言う*2。 電話をかけてくる*3。 一言で言えば、無神経で押し付けがましく品がない、さらに厚かましくて配慮…

ピグリン

DAKARA*1の踊る豚*2のCMが好きである。なんでも新国立劇場バレエ団のソリスト*3が豚の着ぐるみに入って踊っているそうである。その豚が販促グッズになっていることをlowracerさんのはてな日記で知った。これはたまらん。 コンビニでDAKARAを漁る不思議なオッ…

今日の自炊くん

連休明けかつ雨模様ということで、お約束のようにじりじりと遅れる小田急。遅刻寸前の時間にかろうじて職場に滑り込む。冷や汗をかいた。ともあれ朝のラッシュからはこれでしばらく逃れられる。 スーパーでは中国産の鰻が消滅していた*1。先週はまだあったの…

隣は何をする人ぞ

台風が過ぎ去ってからの方が鬱陶しい空模様になった。家でぐだぐだと仕事などをして過ごす。夜の新幹線で東京に向かう。夕方の地震(関西の方)と人身事故の影響で在来線が大幅に遅れており、あやうく予約していたのぞみに乗り損ねるところだった。間一髪で…

きょうのできごと

夜半に雨が強くなり、「ああ、台風だなぁ」などと思っていたのに、遅い朝に目が覚めると、うっすら陽が差している。顧問の手違いでクラブが休みになった娘がジュンク堂に行きたいと言うから、「ほな、行こか」とのろのろとでかける。讃岐うどんの四国屋@桜…

その肉はどんな肉

牛だと思ったら豚だったり、豚だと思ったらダンボールだったりと、近頃は肉を巡るニュースがやたら多い。そういえば某ハンバーガー・チェーン店の肉は猫だという都市伝説もあったっけ。いずれにせよ、生きた動物が肉となり我々の食卓に上るに至る過程で、我…

会議・選挙・大阪

今月の残りの仕事は会議と右手の運動が主である。で、今日は会議。長い期間、延々と続けてきたものなので、今日くらい早めに終わるだろうと高を括っていたところ、これがちっとも終わらないのである。なんで? 予約していた品川からののぞみにはとうてい間に…

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

「なにものにもなれない、あなたの物語」というコピーが踊る。 本谷有希子の原作がすこぶるおもしろくて、しかもクレジットされている主要キャストが曲者揃い*1とくれば、期待感はいや増すばかりである。果たせるかな、小説の中の戯画化された世界がスクリー…

千葉にも行きたい

いつもこっそり覗いている竹本さんの日記で千葉関係のおもしろそうなコースが紹介されていた。 ツール・ド・ちば*1 9/15-17 房総ツーリング3 7/29 前者は三日間かけて房総半島の約350kmを走り抜けるもの、後者は自転車をそのまま列車に持ち込むサイクルトレ…

雨の渋谷へ

今年度上半期の主要な仕事はほぼ終わりを迎えようとしている。いつもの火曜日より少しだけ遅い時間に世田谷方面に向かう。小田急の車内は乾ききっていない洗濯物のような臭いが充満していた。午前中に一つノルマをこなし、午後からは顧客の代表を30人ほど集…

ナツイチ

街の書店に行くと蒼井優がたくさんいて悩ましい。駅でも電車の中でも悩ましい。蒼井優を見て私のことを思い出してくれる奇特な方もいるようで、ありがたいやら恥ずかしいやら。ともあれ憂鬱な梅雨空もそれだけで晴れ晴れとしてくるように感じられるから不思…

フライトデッキってどうなの?

ポケットロケットをアルテグラで組んだ関係で、納車時にシマノのフライトデッキ*1をつけてもらった。さすがにシマノ謹製だけあって同社のパーツと相性がよく、ブレーキレバーのグリップ部分に切り替えスイッチが内蔵されていたり、選択したギアと連動してそ…

恩田川をうろうろする

中国から来ている顧客に夏の間のことを相談したいと言われ、朝一番に出勤する。相談の後、溜まった仕事でもやっつけてしまおうと取りかかるものの、眠気に襲われ、効率の悪いことこの上なし。ろくにかたづけることもできず敗れ去る。3時頃まで粘って、結局…

YMOからHASへ

某国営放送局で新生YMOのドキュメンタリーをやっていた。CMでお馴染みのRydeenとかcueの新しいバージョンに時めいた。アルバムは出ないのかなぁ。

焼きラーメン

こぐさんの7月4日付日記で知った「焼きラーメン*1」なるものを食す。博多屋台の隠れメニューという神秘性が受けているだろうか。同じく地方発で全国区にのし上がっていった神戸の「そばめし」とはちょっと違うのかもしれない。 永谷園の指示に従い、スーパー…

夏の賞レース

今期の芥川賞と直木賞の候補作が出揃った。新しい人が多い。17日に発表。文藝春秋のお商売とかそういうことはひとまず置いておいて、ちょっとだけ楽しみがある。 http://www.asahi.com/culture/update/0705/TKY200707050002.html

人形と楽器

針穴カメラを一気に普及させた「大人の科学」の最新号*1の付録はカラクリ人形である。誰もが一度は見たことがあるであろう、小癪にお茶を運んで去っていく憎いアイツである。店頭で見つけてしまってぐらぐらと心が揺らいだのであるが、次号の予告*2を見てさ…

殯の森

そういえば、NHK-BSハイビジョンで放映された河瀬直美監督の「殯の森」も観たままだった。虚構ではあるが、介護施設のドキュメンタリーを見ているような気分になる。カンヌで評価されたのは、日本というローカルな特殊性に頼ってのことではなく、人は常に見…